今日は、ちょっと記事の順番を入れ替えて、新店のご紹介をさせて頂きます。
2ヶ月程前に、みおせるさんのツイートで、熊本ラーメンの有名店、「味千」と「桂花」の両方のラーメンを食べられるお店が半道橋に出来るみたい、という早耳ツイートを目にして、気になっていたんですけど、つい最近の他の方のツイートで、もうオープンしている事に気づき、早速行ってきました。
場所は3号線沿い、同じ敷地内には、手前に「華さん食堂」があり、以前、「ラーメンくーた」が入っていた場所にできていました!
(左端にちょこっと赤く見えるのがそのお店です)
という事で、やってきました、「熊本ラーメン館」へ!!
ただ、お店の建物自体には、「味千拉麺」と「桂花ラーメン」という表示があるだけで、熊本ラーメン館とは書いてないんですよね。
でも、お店に入った時に、店員さんから、「熊本ラーメン館へようこそ!」と言われて初めて知った感じで(^^;
でも改めて、冒頭の写真見ると、書いてありましたね。
下の方にもこんな看板がありました。
この両店ですけど、「桂花ラーメン」が経営破綻して、「味千拉麺」がその支援に乗り出したという事で、でも、最初のツイートの時に検索して記事(冒頭のツイート内のURL参照)を見つけてビックリしたのですが、実はこの両店、創業者同志が、元々深い繋がりがあったようで、ちょっと心温まる感じもあったりしますね。
でも、そのお蔭というか、両店のラーメンが一つのお店で食べられるというのは嬉しいですね!
しかし、この幟の位置関係は、やはり両店の支配関係を表しているのかな!?(笑)
さてさて、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、店内に入ると、まずはサンプルが!
味千ラーメンは550円、桂花ラーメンは650円と、デフォのラーメンのお値段は違うんですね!
さらに中に入ると、券売機がありますので、まずは食券を買います。
味千ラーメンは食べた事があったので、私の目的は、未食の「桂花ラーメン」!!
福岡ではたぶん、初めてですよね!?
おっと、福岡仕様にしているのか、替玉(150円)もあるんですね!
大盛も同じ150円増しなんですね。
(なぜか、この写真撮る時だけ、「桂花ラーメン」のメニューの部分が照明が消えてる(^^; )
桂花ラーメンの食券を買って、店内へ進むと、「ようこそ熊本ラーメン館へ!」と店員さん達に大きな声で迎えられます!
こちらのお店の大きな特徴は、券売機の上部にも表示がありましたけど、セルフサービス!、それもフードコートのような感じのセルフサービスで、自分で、出来上がったラーメンを取りに行く感じ。
店員さんに食券を渡しますが、その時に、なんと、麺の硬さを聞かれました。
食券にも印を付ける箇所があるみたいですね。
おススメを聞いたみたら、お客様のお好みで、という感じで、いつもはどうされてますか?、と逆に聞かれたので、細麺の時はカタですけど、と答えましたけど、でも、中太麺との事で、とりあえず、普通でお願いしました。
お冷をコップから冷水器で注ぎ、テーブル席へと座りました。
ここで、ビックリしたんですけど、な、なんと、先客ゼロ!
店員さんは、4~5人いたかな~(笑)
まぁ、1時半は過ぎてましたけど、まだまだ知らない方が多いですし、敷地内で引っ込んではいますからね。
でも、後客は4名ほど、いらっしゃいましたけどね。
店内はこんな感じ、真ん中に楕円形というか長丸のテーブルに8席、それを囲むように、2人掛けのテーブルが8席と、4人掛けテーブルが1席、それと、小上がりが6人掛け座卓が3つある感じ。
2番の札を頂いて、席で待ちます。
それぞれのラーメンのこだわりが書いてありますね!
こちらが「桂花」!!
へぇ~、ベースは、豚骨×鶏ガラのWスープなんですね!
太肉(ターロー)麺も気になるな~!
そして、こちらは「味千」!!
おっ、そのこだわりの真ん中に、ちゃんと店名「熊本ラーメン館」の表示がありましたね(^^;
卓上セットはこんな感じです。
それなりに待って、2番のお客様~、と呼ばれたので、桂花ラーメンを取りに行き、席に戻ってきました。
こちらです!
なかなか具だくさんですね!
横から写すとこんな感じ、「味千拉麺」ではおなじみの、網目の滑り止めが敷かれていますね。
まずは、結構白いミルキーな感じのベースのスープを啜ってみます。
うん、控えめに豚骨臭が感じられるかな、結構あっさりしてるかな、黒マー油も混ざった状態で啜ってみると、うん、マー油は意外と控えめで好印象。
でも、それでも、味わい的にマー油に支配されてしまうので、純粋な豚骨スープ好きとしては、やっぱりマー油入りはイマイチかな~、まぁ、個人的な好みの問題でしょうけどね。
続いては、中太ストレート麺の普通をズルズルズルっと啜ってみます!
カタじゃないんですけど、結構歯応えありますね、そして重い感じ。
食べ応えあって、良いですね!
しかし、これ、カタで頼んだりしたら、大変な事になるのでは、とか思ったりもして(^^;
(食券には「バリカタ」という表示までありましたけど)
具は、チャーシュー2枚にメンマに、煮玉子半分にネギに、珍しい所で茎ワカメ!
こちらが、その茎ワカメ!!
コリコリっとした食感はなかなかアクセント的に良い感じなんですけど、この磯の香りと獣系のスープの相性が、なんかイマイチな感じがして、味わい的には、う~ん、って感じでした。
こちらがチャーシュー!
しっかりと味が付いて、脂身もあってなかなかですね!
そして、厚みがこんなにあるんですよね、食べ応えがあって、これは良いです!
煮玉子は、今どき流行の半熟じゃなく、結構固ゆで、でも、これがなんか良いですね!!
味付けもまぁまぁ良い感じ。
せっかくだから替玉しようかな、配膳のコーナーまで行ってみて、食券を買わなきゃいけないか聞いてみたら、現金でOKとの事、150円を支払ってきました。
茹で加減は、今回も普通でお願いしました。
しかし、この時点での丼の中の方、結構、メンマやら茎ワカメが沈んでいるんですよね、本当に具だくさんという感じで。
少し待って、替玉、あっ、これはセルフサービスじゃなくて、席まで持ってきて頂きました、まぁ、そうですよね(^^;
丼に投入して、ちょっと啜ってみましたけど、物足りないかな。
福岡流に替玉用のタレとかは用意されていないので、こちらを!!
そうです、「味千拉麺」のフライドガーリック!!
これを、フリフリして投入!
「桂花」のラーメンに、、「味千拉麺」のフライドガーリックなんて、この店でしか味わえないコラボですね!!
その上で、ズルズルズルッと啜ってみましたけど、う~ん、それでも物足りないかな~。
やはり麺が太いので、なかなかスープになじまないんですよね、やっぱり替玉は細麺だからこそ、という気がしますね。
替玉、ありますけど、同じお値段の大盛の方がおススメかも!!
その麺もズルズルズルッと啜り終えて、完食!
しかし、この間、何回か、お冷を汲みに席を立ったのですが、これが結構面倒くさいですね、狭いラーメン屋さんならそうでもないけど、そこそこ広いし。
小上がり席にのみ、お冷が入ったポットが各席に用意されていましたけど、その他の席は皆無なんですよね、せめて、2テーブルに1つずつぐらい、ポットを置いてもらえたら良い気はしますけどね~(^^;
でも、兎にも角にも、初めて「桂花ラーメン」を味わう事が出来て、満足!!
2つの有名な熊本ラーメンが同時に食べられる貴重なお店、ぜひぜひ頑張って続いて欲しいですね!
ごちそうさまでした
☆ 熊本ラーメン館 ☆
【住所】 福岡市博多区半道橋2-6-29
【電話番号】 092-292-7292
【営業時間】 11時~23時
【定休日】 (未確認)
※誤解を与える可能性がありましたので、ウェブリマップでの星の意味合いを以下に掲げさせて頂きます。
★…いまいち、★★…普通、★★★…好き、★★★★…かなり好き、★★★★★…とても好き
念のため、申し添えますと、これはあくまでも私個人の好みによる星の数ですから、食べる方の好みによって実際の感じ方はいろいろかと思われます。
ちょっとお知らせですけど、明日から来週いっぱいにかけて、いろいろありまして、記事がたま~にしかアップできないかもしれません、ご了承の程、よろしくお願い致します m(_ _)m
そんな感じで、恒例の『かめさてオフ』も、この秋はちょっと難しいかな、来年の春頃かな~(^^;
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この記事へのコメント
カズ
自分が行ったときは太平燕は12月~と表示していたので何か変更があったんでしょうね。
1軒で何杯も連食が出来ますから、ぜひ来年にでもレポをお願いします(爆)
かめ
早速コメント頂き、ありがとうございます。
おっ、カズさんも行かれてたんですね!
太平燕は私の時には特に何も書かれてなかったですね~。
確かに、桂花と味千の連食も考えない事はなかったんですけど、やめときました(^^;
TAKAさんあたりにやって欲しいな~(笑) ←こらこら!
いくり
こっちには入ってないんですねー。
かめ
コメント頂き、ありがとうございます。
えっ?、そうなんですね、キャベツは入ってなかったですね~、それとも、入れ忘れたのかな!?(^^;
夢の配達人
福岡で熊本ラーメンが食べれるんですね^^
味千は食べたことがありますが、桂花は食べた記憶が・・・。
今度行ってみます^^
かめ
コメント頂き、ありがとうございます。
味千のラーメンは食べる機会はあったと思いますが、桂花のラーメンは福岡では食べられなかったので、貴重なお店ですよね!
ぜひ行かれてみて下さい!、レポ楽しみにしています!
ヒカリュー
熊本では普通なんでしょうけど。
あと呼び出されて受け取りに行くのが、先生に前に出てこいと言われたときのような気恥ずかしさがありました。
どなたかが書いてらっしゃいましたが店員は足りているように見えるんですよね・・・。店側の意図があまりよく伝わらんです。
かめ
コメント頂き、ありがとうございます。
値段は安いとは思いませんでしたけど、こんなものかな、とそれほど気にはなりませんでしたけど、調べてみると熊本の本店では600円との事、そんなもんでしょうね(^^;
確かに言われてみると、なぜにセルフ方式にしているのか、お店の意図が分かりかねますよね。
最少人員で効率良く、という割りには、それなりに人数がいますし、かと言って、立地的にそこまでお客さんで溢れかえる雰囲気もないし。
ひょっとして、この形で多店舗展開を考えていて、多めの人員は研修中的な感じで、テスト的なお店なのかな、という気もしますね。
ただ、客側の目線で言えば、あまり良い感じじゃないですけどね(^^;
通りすがり
戦前より宮崎に留学。
戦後、木村さん、山中
さんと共に不動産屋を
熊本で起業。
昭和28年の大水害で
事業は壊滅。
玉名の三九で修業の後
桂花ラーメンのコックと
して、レシピを開発。
マー油は台湾料理の流儀から。
その後、独立し、帰化。和名は
重光孝治。味千ラーメンを起業
する。
山中さんはこむらさきの創業者。
木村さんじゃ喜夢良の創業者。
※九州ラーメン物語 原達郎著より
かめ
詳細なる情報のコメントを頂き、本当にありがとうございます m(_ _)m
へぇ、そういう事だったんですね、
そして、ビックリしたのは、宮崎のあの「喜夢良」とも関係があったんですね。
勉強になりました、ありがとうございます!
通りすがり
大学に進学しています。専攻は化学だったみたいですね。
なので、かつての味千ラーメンラーメンの重要な
企業戦略であるところのフランチャイズ展開にとって、礎でもあるラーメン製造の工業化にも
いち早く着手できたのだと思っています。
桂花の持ち帰りのスープは2倍濃縮。味千の
それは、何やようわからん小袋入りのよくある
ペースト。豚骨スープを一旦作って、濃縮した
ものでは、多分ないでしょう。
味はどちらも“お店の味”そのものです。
が、私は桂花に軍配を上げます。
変節してしまった開発者の当初の味を頑なに
守っているという意味で。
ちなみに桂花の持ち帰りは、熊本では普通に
スーパーで売ってます。価格は2食で370
円だったと思います。もの凄く正直な商売だと
思ってます。
ああ、熊本に帰りたいなぁw
かめ
再びコメント頂き、ありがとうございます。
なるほど、味千ラーメンの方は、フランチャイズ展開に向けての下地もあったのかもですね。
おっ、熊本ではスーパーで桂花のお持ち帰りラーメンが買えるんですね!!
しかし、正直な商売をしてきたお店の方が経営破綻してしまうというのも、何だか切ない感じがしますね。
コメントを拝見して、また「桂花」のラーメンを食べてみたくなりました。
今度はターローメンを食べてみようかな。
通りすがり
痛恨事は持ち帰りちゃんぽんが消滅
した事ですね。事、家庭用の食材で
あれ程リーズナブルで、ちゃんとした
味になるものはありませんでした。
本場長崎に比べても、なんちゃら園
とか、なんとか屋とは大違いです。
ぼそっとしてて、だけど味のしみ込み
が抜群な麺や定番の豚骨に魚介のテイ
ストを加えた、あのスープ。
長崎に単身赴任してた時も、わざわざ
通販で取り寄せていたぐらいです。
ぜひとも復活してほしいですね。
かめ
またまたコメント頂き、ありがとうございます。
やっぱりそういう影響はあるんですね、持ち帰りちゃんぽんがあったんですね、しかも、美味そうですね!
復活して欲しいですね、そして、ぜひ食べてみたい!