唐津・佐賀麺ツアー(1)、本日で閉店、さよなら「青竜軒」(3)!!

記事は貯まっていますが、今日は、特別の日という事で、今日行ってきた記事をアップさせて頂きます。

前回の唐津麺ツアーの記事でもご紹介しましたが、唐津の老舗の名店「青竜軒」が、残念ながら8月31日、すなわち今日をもって閉店との事。
画像


20日前の唐津麺ツアーで訪れた際、ラーメンは啜ったのですが、メニューにある皿うどんが、やはり気になって、心残りで、TAKAさんと共に、皿うどん食べたいな~、という事で、打ち合わせた結果、最終日である今日の日に、麺ツアーを決行する事に決定!!

今朝、福岡市内の某所に、運転手&主催者のTAKAさん、石ちゃん、カナカナさんmomoさん、そして私の総勢5名の参加メンバーが集合して、唐津方面へといざ出発!!

今日も良い天気でしたね。

事情により、集合時間が遅めだったし、今日は最終日で多いかな、って事で、前回と違って、今回は高速を飛ばして、唐津へと向かいました。

11時20分過ぎに到着すると、ご覧のように、既に10名ぐらいの行列ができていました。
画像


泣いても笑っても今日までですから、もちろん並ばせて頂きました。

食べ終えて出てこられた方が石ちゃんの知り合いで、その方の話しによれば、今日は皿うどんは無いとの事、う~、残念。
なんでも前の日は1時ぐらいに売り切れで閉店になってしまったとの事で、今日もかなり早くの店じまいとなってしまいそうですよね。
間に合って良かった~(安堵)

上を見上げると青空、でも、この青空のもと、看板や暖簾なしで店頭の「営業中」の札のみでやってきた、ここ「青竜軒」が営業されるのも今日まで、本当に残念で仕方ない感じですね。
画像


これが最後という事で、今日は写真多めでお送りしたいと思います。

20分ぐらい待って、この最後の「営業中」の札を目に焼き付けつつ、ようやく店内へと入り、カウンターへ座れました。
画像


皿うどんはありませんが、もう一度、あのしみじみ旨いラーメンも食べたかったので、ラーメン(330円)と、これも食べてみたかった、焼めし(430円)を注文!
あっ、焼めしの方は、もちろん一人で食べるのではなく、みんなでシェアして食べるつもりで頼みました。
この後、連食予定ですしね(^^;

改めて、しみじみと昭和レトロな店内を見回して、目に焼き付けます。

前回までのレポでお伝えしている通り、厨房とは波型のガラスで仕切られている感じです。
画像


そうです、自家製麺なんです。
画像


厨房内では、老夫婦と娘さんがせわしなく働いている感じ、確かに、老夫婦にとってはハードな仕事ですよね~。
画像


しばらく待って、ラーメンがやってきました、ご覧の通り、カウンターへは、その時だけ下のガラス戸が開いて、厨房から直接、ラーメンが配膳されるようになっています。
画像


さて、「青竜軒」で食べられる最後のラーメンです、いつもながらの風情ある佇まいですね。
画像


せっかくなので、いつもは写しませんが、真上からも写してみました。
画像


まずは、スープをズズズッと啜ってみますが、いつもながらのあっさりして優しくしみじみ旨いスープ、これが最後だなんて、もったいないな~。

お次は自家製麺の麺、やや白っぽい平打ち気味の中太麺、いつもながらの柔めの仕上がりですが、ツルツルっと、心地良く口の中に入っていく感じ、やっぱり旨いな~。
画像


具は、チャーシュー1枚にモヤシにキクラゲにネギ、あっ、モヤシは、momoさんからお裾分けしてもらって増量しています。
私も、あまりラーメンにモヤシは好きじゃないのですが、ここのは量が控えめで、シャキシャキっとしていて、なかなか好印象です。

チャーシューも、ちょい懐かしめの味わい、1枚ですから味わって食べます(笑)
画像


連食予定ではありましたが、最後なので、思い残す事が無いように、スープも全て完飲、本当に美味しゅうございました。
画像



そして、こちらは、ラーメンの少し後にやってきた「焼めし」!!
画像


こちらの焼めし、ややオイリーながら、塩コショウでの味付けの素朴な味わいの焼めし、30数年前に亡くなった母が作っていた焼めしにそっくりな味わい、30数年ぶりに食べられた感じで、最初の最後でしたが、いたく感激でした。

具は、ごく小さく切られた豚肉に玉ねぎ、かまぼこ、控えめの玉子に、グリーンピース。
本当に懐かしくて旨かったです、また食べたいんだけど、食べれない、悲しいな~。

という事で、最後の「青竜軒」、十分に堪能できました。

こちらの「青竜軒」、たぶん、私がブログをやっていなければ、食べずに終わっていたかな、と思います。

タフちゃん等のブログで、その存在は、ブログを始める前から知っていましたが、ブログを始めてから、麺道隊の忘年会に参加したり、『かめさてオフ』を開いたりして、仲間が増えて行き、だからこそ、土日休みで平日も不定休という、このハードルの高いお店へ、仕事を休んでもはるばると、やってこれたのだと思います。

一期一会というか、いろいろと人との関わり合いでこちらの店を訪れる事ができ、最後には母の焼めしも食べる事ができ、本当にいろんな方に感謝という感じです。

そして何より、「青竜軒」、閉店してしまう事は誠に残念ですが、本当に美味しいラーメンを今まで提供して頂き、ありがとうございました。

私たちはもちろんですが、今日もたくさん来られていた地元の方々が何より本当にショックな事とは思います。

でも、今後の老夫婦の人生、少しでもゆっくりと有意義に過ごせる事が何よりと願っています。

青竜軒の皆さん、長い間、本当にお疲れ様でした、そして、ありがとうございました!!



ごちそうさまでした



☆ 青竜軒 ☆  [平成22年8月31日をもって閉店]

  【住所】 佐賀県唐津市栄町2571-23
  【電話番号】 0955-72-2989
  【営業時間】 (未確認)
  【定休日】 土日祝日(平日休みの時もあり)











最後の「青竜軒」を満喫して、もちろん、一行は次のお店へと向かいます。


続きは明日以降のお楽しみ、ですが、過去ネタがたくさん貯まっているので、たぶん飛び飛びの更新になってしまうとは思いますが、ご容赦下さい(^^;

この記事へのコメント

  • タフちゃんです

    先日テレビで観た六厘舎の軽薄な閉店騒ぎとは対照的な静かな幕引きだったけど重みが違う。
    2010年09月01日 22:23
  • TAKA

    なんだか、物静かな中で最後の時を過ごしたって感じでしたね・・・最終日の証人になれたことを誇りに思いましょう!
    でも、美味かった~!!
    焼き飯も最高でしたね♪
    2010年09月01日 23:14
  • かめ

    >タフちゃん
    早速コメント頂き、ありがとうございます。
    当日は、間に合わなくて、本当に残念でしたね。
    行列はありましたが、本当に静かな幕引きでしたね。
    地元の常連さんらしき方が、帰り際におばちゃんに「長い間、ありがとう!」と言った言葉、じ~んと来る感じでしたね。
    いつもどおりに営業して、いつも通りに閉店したという感じ、でも、本当に重みが違いますよね。
    こちらのお店へ私が行く事ができたのも、タフちゃんのお陰という部分がかなり大きいです。
    ブログでちょくちょく見て、タフちゃんからも、行っておいた方が良いよ、と言われて、背中を押されて、初めて行けた感じでしたから。
    行けて良かったです、本当にありがとうございました。
    2010年09月02日 01:37
  • かめ

    >TAKAさん
    コメント頂き、ありがとうございます。
    先日は、いろいろとお世話になり、ありがとうございました、&、お疲れ様でした。
    お陰で最終日に行けて、何より思い出にもなった感じでしたね。
    美味しかった~、それだけに残念(涙)
    2010年09月02日 01:39
  • カズ

    最後の最後に間にあって、うらやましいです。
    しみじみと美味しさが伝わってきます。
    私もブログをやっていなかったら行ってなかった、お店でした。
    次回のツアーは参加しますね(^^)
    2010年09月02日 08:37
  • かめ

    >カズさん
    コメント頂き、ありがとうございます。
    最後は、カズさんとタイミングが合わなくて残念でしたが、行けて良かったです。
    次回のツアー、もちろん、よろしくお願いします、やはり罰ゲームもなくっちゃ(笑)
    2010年09月02日 22:13

この記事へのトラックバック

青龍軒よ永遠なれ! 唐津&エトセトラ麺ツア~レポ ナンバ~ワン♪
Excerpt: H22.9. 唐津&エトセトラ麺ツア~レポ ナンバ~ワン! 先月の末日、この日をもってン十年の幕を降ろしてしまう、 唐津の老舗青龍軒へ、正真正銘最後のお別れを告げてきました。 正真正銘と付けたのは、2..
Weblog: びんぼ~舌の食日記
Tracked: 2010-09-03 18:49