先週の金曜日、前の職場での同僚、なべ鶴さんに誘われて、二人とも生まれて初めての、すっぽん料理を食べに、美野島の元サンアローボール近くにある「なか勝」(福岡市博多区美野島2-3-14)へと行ってきました。
この日は、雪が降り、風も強い、絶好の鍋日和、震えながら二人でお店へと向かいました。
こちらのお店は、比較的、リーズナブルにすっぽん料理が楽しめるお店で、すっぽん料理のフルコース(2人で12,600円)を予約していました。
店内に入って、まずお飲み物は、という事になりましたが、いつもなら生ビールなのですが、めちゃくちゃ寒かったので、まずは冷酒を頼みました。
出てきました、白鹿の生貯蔵酒。
(すみません、注いだ後に撮りました)
最初から冷酒というのも、なかなか良いですね、体が温まる感じです。
こちらは、最初からセットされていた小鉢の、白和え、すっぽん尽くしの中で、良い箸休めになりました。
そして、すっぽんフルコースのスタートは、やはりこれ、すっぽんの生き血です。
(向こう側のは、半分飲んで撮影に協力してくれた、なべ鶴さんの分です、ご協力ありがとうございました)
と言っても、お酒で割ってあるので、ほぼお酒の味、ほのかに生き血っぽい生臭さがあるかな、という程度で、想像と違い、飲み易かったです。
でも、ゆっくり飲んでると沈澱してしまうので、一気に飲んで下さいね、とお店の方に言われ、一気に飲ませて頂きました。
飲んだ次の瞬間、なんだか、か~っ、と来ました(笑)
お次は、すっぽんのお刺身。
左側から時計回りに説明すると、肩の部分のお刺身、えんがわ(こうら周りのゼラチン質)、肝、腹子、玉子、そして右手前の小っちゃいのは心臓です。
まずは、お刺身、ポン酢に付けて食べますが、若干歯ごたえはあるけど、なかなか美味しいです、クセはないですね、鳥刺しっぽい感じ。
えんがわは、お魚のえんがわと似ているかな。
肝、いや~、濃厚で美味いです。
玉子は、運が悪くて雄に当たれば無いという事でしたが、ラッキーのようで、腹子と玉子の両方が食べれました。
まず黄色い方の腹子、噛んで食べて下さいね、とお店の方に言われたとおり、ぷちっと噛んで食べました、これも濃厚な感じ。
白い方の卵は、そのまんま鶏の卵を小っちゃくした感じ、その代わり、殻がとても柔らかいです、それを破って、ポン酢に付けて食べます、う~ん、小さいけどちゃんと玉子の味だ(笑)
心臓は、一つしかないので、私が食べさせて頂きましたが、コリっとしてなかなか美味です。
お次は、すっぽんの唐揚げがやってきました。
にんにく醤油でカラッと揚げてあります、骨はありますが、味は鶏のような感じ、むしろそれよりあっさりしているかな、なかなか美味しいです。
お次は、すっぽんのあらだき、すっぽんの肉をニラと共に、甘辛く味付けています。
なかなか柔らかく、食べるコラーゲン!、という感じ、味的には、お魚に近い感じでした。
私たちの席は、入ってすぐの座敷だったのですが、横に水槽がありました。
私のすぐ横では、鯛が泳いでいたのですが、なべ鶴さんの横では、今食べている最中の、すっぽんがいました(笑)
1枚、パチリ、暗いけど、すっぽんの頭、下の方に写ってますよね。
店内は、私たちが一番乗りだったのですが、7時過ぎると、結構お客さんは入ってきてました。
店員のおばちゃん達が、とっても気さくで、家庭的な感じのお店です。
で、お次は、ついに、すっぽん鍋がやってきました。
撮影にも、とっても協力的な店員さん、はいこれ頭、撮って下さいね、とすくってくれました(笑)
そして、ほど良くなった頃、つぎ分けてくれました。
まずは、スープを飲んでみますが、他の良いおダシも効いてますが、なんとも味わった事はない感じですが、美味、旨いです。
お肉は、えんがわ的な所も含めて、いろんな部位が入ってますが、いや本当に、また言いますが、これぞ食べるコラーゲン!!、という感じ、美味しいです。
これは、たぶん足の部分、何も考えずに食います、お肉は柔らかいです。
お酒も無くなったので、何を注文しようかと、ふと横を見ると、自家製果実酒がいろいろあるようです。
なべ鶴さんに、にんにく酒をお勧めしつつ(実際は焼酎を頼まれました)、「かぜの予防」という文字にもつられて、私は可愛くいちご酒(←きもいぞ!)をお勧めのロックで頼みました。
それが、お鍋の途中でやってきました。
もっと、生き血っぽい色かとも思ってましたが、意外と色は薄め、飲んでみると、いちごの香りがしつつも、結構甘かったです
さて、鍋の方に戻りますが、さっきの頭の部分は、なべ鶴さんが食べられました。
で、ちょっと後に、お店の方が来て、頭の部分食べましたか?、と言われ、その殻をごそごそ、なんと、頭の骨の中に、「すっぽんのすっぽん」と呼ばれる、そのまんますっぽんの形をした部分があるとの事で、取り出して頂きました、それがこれ↓
面白いですね~、あ、上下逆さまだったかも(^^;
すっぽんのお肉をほぼ食べつくした所で、野菜やお豆腐等を投入。
すっぽんスープの中で柔らかく煮込まれた、野菜や豆腐、美味かったです、いや、かなり腹一杯。
そして最後、締めの雑炊です。
すっぽん鍋とは、別鍋で、美味しいすっぽんスープに玉子が溶かれて、シンプルに作られています。
ここまでで結構腹いっぱいでしたが、やっぱり最後の雑炊、美味いですね。
お鍋から、さらに注いで、完食させて頂きました。
いや、満足満足、ちょっぴり不安もありましたが、すっぽん料理、堪能できました。
すっぽんのお肉は、鶏のような、魚のような、そんな感じですね、臭みもなく、意外とあっさりした感じでした。
「なか勝」のお店の皆さん、ありがとうございました。
なべ鶴さん、お誘い頂き、本当にありがとうございました。
お店を出ても、体はぽかぽか、さすがに顔と足だけは寒かったけど
コラーゲン効果で、翌朝は、ほっぺがツルツルでした、今もまだ、少し持続している模様。
(お店の方が、3~4日は持ちますよ、との事でした)
そうそう、すっぽんスープも、サービスでお持ち帰りさせて頂きました。
しか~し、家のみんな、気持ち悪がって、いらんと言い張る、今日あたりは、何か料理に使われているのかな~!?(笑)
すっぽん料理、もうしばらくは食べなくて良いかな、という感じですが、未体験の方もそうでない方も、ぜひぜひチャレンジしてみて下さい!
ごちそうさまでした
(あ、寒過ぎて、店頭の写真撮るの忘れた~)
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この記事へのコメント
メタおやじ
坦々麺を食べに明日香に行った時に、「ここがすっぽん屋さんか~!」と言いながら、「でも高いしね~!」で終わったきり・・・・。
どいつもこいつも、高いの、きもいの、言いやがって行く奴がいません!(家族も)
かめ
>どいつもこいつも、高いの、きもいの、言いやがって行く奴がいません!(家族も)
いや本当に、この時も、他に行くメンバーいないか、と誘いましたが、誰も乗ってきませんでした。
家に帰っても、高いの、きもいの、と言われましたが、持ち帰ったすっぽんスープ、違う料理に生まれ変わりましたが、 みんな美味いと言ってました、ほ~ら、そうだろ(笑)